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こんな募金使用あり?

▼宗太郎君さよなら 名古屋で「送る会」
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008110202000059.html

最近このような子供が多くなっているので、大変痛ましいことではあったのですが、米国で多臓器移植を受けたが、9月に亡くなった名古屋市東区の各務宗太郎君を送る会が1日、同市中区であったそうです。この会は、募金活動で支援してきた「そうたろうを救う会」が開き、宗太郎君の知人や支援者ら約200人が駆けつけて冥福を祈りました。

その事については、謹んでお悔やみを申し上げたいところですが、わけがわからないのはこの後の文章です。

なんと、この「そうたろうを救う会」は、米国の星名登録機関を通じて、命名権を購入。星に「SOTARO」の名を付け、この日の送る会で母親の優子さんに登録証明書を贈ったというのです。母親は「こうした形で残してもらい、支えてくれた人たちに感謝したい」と涙したらしいですが、それはそうでしょう。

ですが、これは募金をした人の総意なのでしょうか?
募金をした善意の皆様は「そうたろうくんを助けたい」という思いから、募金をしたはずで、星を買う為に募金をしたわけではないと思うのです。集められた募金の使用方法を勝手に変えることは、さすがに道義的にやり過ぎだと思うのです。

救う会の代表は「募金で宗太郎の星を残すことで、みんなで支えた証しを残したかった。星を見ることで、みんなが移植医療を考えるきっかけにできれば」と言ってますが、そのアナウンスは「救う会」のホームページにもどこにも記載されていません。つまり募金者や支援者にアナウンスすることなく、救う会の独断で募金から星を買ったことになります。これは道義的に許されるのでしょうか?許されるのであれば、募金なんて主催者がどう使おうと自由ってことになりますが、それでいいんですかね?

さらにもっと分からないことがあります。宗太郎君の治療期間が予定より長引いたこともあり、救う会は再度、募金を呼び掛けているそうです。だったら募金で星の命名権なんか買わずに、先に治療費の支払いに充てるべきでは?どう考えても募金使用の優先を間違えていると思うんです。

ちなみに私は街頭募金はほとんど相手にしません。だって得体のしれない団体が多すぎますから。募金を呼びかけるだけして、その後の収支もアナウンスもしない、そんな団体になぜ募金できますか?苦しんでいる人々がいるのは分かっていますが、そういう人の善意を踏みにじられて詐欺にあうのはまっぴらごめんです。今回のこの募金団体もちょとtおかしいと思います。


2008-11-03 11:22  nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

暮竹

うーん・・・確かにそうですよねぇ・・・。
私も基本的に募金なんてしませんw
by 暮竹 (2008-11-05 01:04) 

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