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太田誠一は恥を知れ!

汚染米の不正転売問題で、金曜日、白須敏朗農水事務次官と太田誠一農水大臣がそろって辞められました。白須事務次官は農水事務方のトップであり、「私たちに責任があるとは考えていない」という太田誠一も真っ青の驚愕の一言を放ったことで、批判の集中砲火を浴び、それが省の体質と捉えられたことから、更迭されたものと思われます。この方の辞任については、特に申し上げることはないです。御自分の職責における発言の重さを軽く見ていたことが残念ですが。

しかし、太田誠一農水大臣の辞任においては、もう…これは許せませんね。こいつは根っからの卑怯者にしか見えません。白須事務次官が辞めると聞いて、今度は自分がマスコミの集中砲火を浴びることが容易に予測でき、それが嫌だから辞任したようにしか、私には見えないのです。

だいたいですね、今の福田内閣の閣僚は24日で総辞職するはずなんですよ。だったら任期いっぱいまでこの問題に取り組み、次の大臣にバトンタッチすることが「大臣としての責務」でしょう。にも関わらず、こんな中途半端な時期の辞任なんてマトモな神経の持ち主とは思えません。しかもわが国の農水部門のトップですよ?あり得ますか?

本人の弁を借りると、「農水省で取り組む当面の再発防止策を決定した、しかし解決は今の内閣ではできない。この際、農水省全体としての結果責任を明確にした方がいいと思い、辞意を固めるに至った」というもっともらしい事を言ってますが、こんなの詭弁ですよ。農水省全体としての結果責任を明確にすべきなら、再発防止策とか国民に内容がさっぱり分からない煙幕を使うのではなく、これまで三笠フーズの検査を担当してきたクソ官僚どもの首を切った事を公表し、国民の信頼を取り戻す努力を少しでもした上で、任期満了まで務めあげるべきです。それが「責任」というものです。

この大臣は「辞めれば責任を果たした」と思ってるから、こういうことが言えるわけです。責任という言葉の意味が分からない、貧弱な国語力しかないこのような人を国の閣僚に据えるなんて、気がしれませんよ。

そして極め付けが、この方は「自分の発言になんの責任も感じていない」ということです。
どこかのテレビ番組で今回の事故米事件について、「人体に影響はないから、じたばた騒いでいない」という発言をした直後、記者のインタビューには「人体に影響ないなんて、言ったかなぁ…?」としらばっくれてるわけです。
普通に見たら、ボケてるのか?と心配になりますよ(汗)。

今回の辞任劇については、事故米購入先リストとして公表された全国の菓子メーカー等からは非難ごうごうらしいです。それには若干同情します。だってリスト公表された後に逃げるように辞めるんですから、これはもう卑怯者と言っていいでしょう。最後に花束なんかもらってニコニコ笑える神経が、もうマトモじゃないとしか思えませんよ。

太田誠一農水大臣は、自分の発言、行動においてそれが大臣としてふさわしいものであったかどうか、猛省すべきです。そこに「何の問題もない」とお思いなら、恥を知れと思います。そして福岡3区の皆様、二度とこのような国民の心情など微塵も解さないような人間を国政に送らないでください。次の衆院選で再選された時は、福岡3区の自民党候補には、ろくな人がいないと後ろ指を指されることになりかねないですよ。


2008-09-20 17:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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